月光仮面

 

こんにちは、畑中です。

2017年初めての投稿になります…!

といっても既に3月。

前の投稿から2か月近くあけてしまいました…

 

今回のブログの内容は、今加工している大型の製品について。

私の方でだいたいの図面展開を担当しました。

だいぶボリューミーだったので、塩原さんや太田さんにも手伝ってもらいました。

 

全長が3メートル超えですが、幅が450ほどしかない細長い製品です。

真空製品なので、内側を全周溶接する必要があります。

つまり、中に入って溶接する必要があるということになります。

 

中に入ることができる2人が選抜され、現在溶接中です。

 

P3030042.JPG

 

この写真で、狭さが伝わるでしょうか…

 

入り口も狭いので体を捩りながら入り、中に納まっています。

身動きが取りにくく、少し動くとあちこちに体をぶつけてしまうので

時折、中からうめき声が聞こえます。

 

私も中を脱脂するために入りましたが

小柄な体格が功を奏し、そこまで痛い思いをすることはありませんでした。

それでも少し余裕があるかどうかくらいでしたので

大人の男性が入るとなるとえらいこっちゃです。

 

さて、そろそろタイトルが気になるところではないでしょうか。

 

上の写真でしている溶接面では、大きくて頭を動かすことが困難なため、新しい溶接面を支給してもらいました。

それがこちら。

 

P3030043.JPG

 

ね、月光仮面みたいじゃありませんか。

 

黒いマスクの部分とレンズ部分が分離でき、マスクを外すとゴーグルのような形状をした自動面になります。

なので今回の製品のような狭いところを溶接するにはうってつけなのです。

 

さっそく新しい面をつけて溶接!

P3030044.JPG

(写真ボケちゃった…)

 

まだ顔を覆うためのマスクが来ていないので月光仮面状態ですが

それが来たらゴーグル状にできるので首への負担も多少軽くなると思います。

 

私は外から溶接棒を支給しながら応援に徹しています。

溶接、機械加工が終われば焼け取が待っていますので、その時に頑張ります。

 

なかなか大変なお仕事ですが、お客様に満足していただけるよう、みんなで頑張って製作したいと思います。