2011年 2月 13日
さて、皆様 この写真を見て、どこだかわかりますでしょうか???
・・・ここは、私が小学生の時から、大変お世話になった
思い出の場所なのです。
高校までの、青春時代をつぎ込んだ、場所なのです。
残念ながら、約40年の歴史に、本日 幕を閉じることとなりました。
美鈴湖と浅間温泉国際スケート場です。
小学生の頃は、手前の美鈴湖の天然リンクで、早朝より練習や
試合に出場いたしました。
高学年になり、人工リンクの浅間温泉国際スケート場での練習や
大会に移って行き、つま先の冷たさを我慢しながら、がんばった記憶が
よみがえって来ます。
営業 最終日の今日 ラスト滑走に来ました。
大会の審判が使う建物に、”ありがとう スケセン ”の
字幕があります。
私みたいに、かつてのスケート選手を始め、足がおぼつかない幼児、
かなりの年輩の方々、大変大勢の皆様が、最後の滑りを楽しんでいました。
最近は、利用客も減少し、人工パイプリンクを維持運営するコストがかかり
松本市がスケート場の継続中止を決定しました。
・・・毎日 これだけ人が、入場すれば、存続も可能なのかも知れませんが・・・
浅間のこのリンクは、室内リンクが出来るまでは、標高が高い所にあり、
山に囲まれていることもあり、空気抵抗が少ないことで、国内の”高速リンク”と
して、数々の新記録を生み出してきました。
日本の歴代、オリンピック選手が育ち、記録を樹立した、ありがたいリンクです。
そして、もう1つ、お世話になったのが、この車です。
・・・私たちは、”ザンボ” といっていました。
そうです。製氷車です。
本当に、リンク様、ザンボ様 には、・・・
青春時代にお世話になりました。
本日で最後ですが、長きにわたり、大変お疲れ様でした。
かつての、スピードスケート選手の一員として、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。
削られた氷を集め、お湯を薄くまきながら、何回もリンクを回周します。
そうすると、鏡面のような、状態になり摩擦抵抗を軽減してくれます。
・・・感動するくらいの、良い氷です。
・・・本当に、”つる、つっる!! ”という感じです。
コメント