内部監査

  1. 内部監査

    【目的】

     ISO9001:2015の要求事項に従って品質サイクルが確実に回転し、品質活動が計画された取り決めに従っているかどうかの検証および品質システムの有効性を監査し、不具合部分の是正処置を行い、品質システムの維持向上を図ることを目的とする。
     主な事項は、以下のとおりである。
     (1) ISO9001:2015で求められている要求事項が満たされているか。
     (2) 決められた品質マネジメントシステムが実施・維持されているか。
     (3) 顧客との契約事項、要求品質と合致されているか。
     (4) 品質状況の把握、品質確保するための改善点の発見、是正処置の勧告およびその結果の確認。
     (5) 顧客の信頼性、満足度を高めるシステムになっているか。

    【内部監査責任者】

     内部監査責任者は、管理責任者とする。

    【内部監査担当者】

     「内部監査員有資格者リスト」に登録された人

    【内部監査員の登録】

     内部監査責任者は、外部研修機関主催の「内部品質監査員のコース」の履修者を「内部監査員有資格者リスト」に登録する。

    【内部監査の方法】

     毎年5月に、ISO事務局担当は年間の内部監査の計画を立案する。
     原則として1年間に2回(5月および11月)実施することとするが、品質システムの大幅な変更、監査結果の状況等により、必要と判断された場合については、年間の実施回数を増やすことを妨げない。